【周辺温度が3~5度低下】大成ロテック 機械技術センターに大空間冷却システムを導入 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【周辺温度が3~5度低下】大成ロテック 機械技術センターに大空間冷却システムを導入

 大成ロテックは、熱中症対策として埼玉県鴻巣市の機械技術センターに大空間冷却システムを導入した。同システムは送風ファンで「セミドライホッグ」と呼ばれる粒子径の小さい霧を広範囲へ拡散するもので、周辺温度を3~5度低下させる効果がある。また、拡散した水分のほとんどが気化するため、保管機械・整備機械などには悪影響を及ぼさないとしている。
 大型施工機械を整備するための作業空間は、大空間が必要とされることに加えて密閉空間となっていないことから冷房が難しい環境にある。従来はスポットクーラーの設置や作業員への送風ジャケットや涼感ヘルメットの配布を暑さ対策として採用していたが、さらなる作業環境の改善を進めるため同システムを採用した。
 同システムは7月から運用を開始しており、作業員からは「作業環境が格段に改善され涼しくなった」など好評を得ている。

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