【2件目の自社運営】三井住友建設 水上太陽光フロートシステム利用の発電所が香川県に完成 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【2件目の自社運営】三井住友建設 水上太陽光フロートシステム利用の発電所が香川県に完成

 三井住友建設は17日、香川県三木町で建設を進めてきた女井間(めいま)池水上太陽光発電所の竣工式を開いた。農業用ため池で自社開発の水上太陽光フロートシステム「PuKaTTo(プカット)」を利用した発電所で、固定価格買取制度(FIT)を活用して発電出力(2822kW)の全量を2020年1月から売電する。事業期間は40年1月までの20年間。17年に完成した平木尾池水上太陽光発電所(香川県三木町)に続く、同社2件目となる水上太陽光発電所運営事業となる。
 同社の水上太陽光発電の取り組みは、14年に香川県農政水産部農村整備課から委託されたフロートを使ったため池での太陽光発電の実証実験から開始。その後、15年に水上太陽光発電用フロートを自社開発し販売を始めた。
 17年には海外でのフロートシステムの販売強化に向けて台湾に現地法人となる台湾三住建股●(●=人偏に分)有限公司を設立した。今回完成した女井間池水上太陽光発電所を含めて、これまでに国内6件、海外4件の採用実績がある。

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