【総延べ約80万平米】三菱商事と野村不動産 ベトナム・ホーチミンで分譲住宅開発に参画 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【総延べ約80万平米】三菱商事と野村不動産 ベトナム・ホーチミンで分譲住宅開発に参画

 三菱商事と野村不動産は、ベトナム・ホーチミンで総延べ約80万㎡の分譲住宅開発に参画する。計画中の大規模都市開発「グランドパーク・プロジェクト」の一環で、現地不動産大手のビン・ホームズとの共同事業となる。総事業費は約1000億円。22年度内の完成を目指す。
 ホーチミン中心部から北東にあるホーチミンシティ9区約26haの敷地に、21棟総延べ79万3600㎡の住宅群を建設する。約1万戸の分譲住宅を供給する計画だ。グランドパーク・プロジェクトの第2期事業となる。出資比率は三菱商事と野村不動産が計8割で、ビン・ホームズが2割。最先端の技術や設備などを導入し、エリア全体のスマートシティー化を進める。経済面だけでなく、社会・環境面でも貢献する方針だ。
 グランドパーク・プロジェクトの全体計画は、オフィスや住宅、商業・スポーツ施設、学校、病院、公園などの都市機能を整備し、居住人口20万人の都市を整備する。ホーチミン市が9区や周辺地区にハイテクパーク、工業団地の誘致を進めているため、人口増加に伴う旺盛な住宅需要が見込まれている。

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