村本建設は18日、大阪市のホテルアウィーナ大阪で「働く女性の為の心の健康づくりセミナー」を開いた。同社と協力会社から女性を中心に45人が参加し、メンタルヘルスの基礎や具体的な思考方法、心理療法を学んだ。
　冒頭、南條秀和常務執行役員安全環境統括部長が「心の病気は誰でもかかる可能性があり、状態が悪くなる前にケアをすることが大事だ。当社ではメンタルヘルスを重視し社内でeラーニングを導入することにしている。これからも職場で働く人のストレスを少しでも軽減していきたい」とあいさつした。

　第1部では、関西大学臨床心理専門職大学院非常勤講師の伊東眞行氏が「メンタルヘルスの基礎と心理療法」と題し、心の病気の基礎知識やメンタルヘルス対策について解説した。その後、不安神経症対策として不安をあえて取り除かず、受け入れることで不安に対する「とらわれ」を克服することを説く「森田療法」を紹介した。
　第2部では、ジャズと癒やしの時間として、ジャズトランペッターの筒井政明氏、ジャズシンガーの絵馬優子氏、ピアニスト・オルガニストの小林創氏のトリオによるミニコンサートを実施した。
　
　
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