【女性活躍】グループ対話で学び、働く女性同士の輪を広げる 村本建設のワールドカフェ | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【女性活躍】グループ対話で学び、働く女性同士の輪を広げる 村本建設のワールドカフェ

 村本建設は12日、大阪市のホテルアウィーナ大阪で「働く女性のためのワールドカフェ」を開いた=写真。同社から10人、協力会社から25人が参加。キャリアコンサルタント・スマイルプロデューサーの北村みはる氏を講師兼水先案内人に、「笑顔が必要な場合とは」をテーマにグループ対話した。
 ワールドカフェは、1995年に米国で始まった話し合いの手法。堅苦しい会議より、お茶を飲みながらの雑談の場で良いアイデアが浮かんだり、悩みが打ち明けられることに着眼している。
 開会で、杉山祐子課長が「建設業界では女性活躍推進が叫ばれている。国土交通省は、もっと女性が活躍できる建設業行動計画を官民共同で策定し、建設産業女性活躍推進会議などを開催し積極的に進めている。私たちの業界、とりわけ協力会社の事務員さんたちは以前から大活躍し、会社の運営を支えてきた。本日の研修とワールドカフェを一層の活躍につなげていただきたい」とあいさつ。
 研修に入り、北村講師はキャリアとは「厚生労働省では、時間的持続性ないしは継続性を持った概念と定義している」と切り出し、キャリア(仕事)の振り返りチェック、職業興味検査、スマイルトレーニング、マナーの指導などを行った。
 ワールドカフェでは、参加者が4、5人ごとにテーブルに分かれ、そのグループで自己紹介後、リーダーを決めて、ルールを守りながら楽しく話し合った。20分程度で、リーダーを除くメンバーは席を移動し、働く女性同士の輪が順次広がった。

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