【つくば市吾妻20街区が本格着工】複合施設24年10月オープン予定/大和ハウス工業ら | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【つくば市吾妻20街区が本格着工】複合施設24年10月オープン予定/大和ハウス工業ら

完成予想


【南棟・北棟設計施工=村本建設/立体駐車場設計施工=大和リース】

 大和ハウス工業が茨城県つくば市に計画する「(仮称)つくば市吾妻20街区プロジェクト」が本格着工した。30日に建設地で地鎮祭が開かれた。複合施設のうち、南棟と北棟の設計施工は村本建設、立体駐車場の設計施工は大和リースが担当する。南棟は6月、北棟は10月に着工予定で、2024年9月の竣工を目指す。立体駐車場棟は4月に着工しており、11月の竣工を予定している。プロジェクト全体では24年10月のオープンを目指す。

 神事では、大和ハウス工業の高吉忠弘執行役員東関東支社長住宅事業本部地区担当兼流通店舗事業本部事業推進部長が鍬(くわ)入れ、村本建設の佐藤尚文執行役員東京支店長が鋤(すき)入れを行った後、代表者が神前に玉串をささげた。

 同プロジェクトは、オフィス・店舗が入る南棟(ディールつくば)、同社の茨城支店・グループ会社5社が入る北棟、立体駐車場の計3棟で構成する複合施設となる。

 規模は南棟がS造5階建て延べ1万0188㎡、北棟がS造4階建て延べ3337㎡、立体駐車場がS造5階建て延べ7403㎡(建築面積1478㎡)。

 建設地は、同市吾妻2-4-1ほかの敷地7639㎡。土地は筑波都市整備(つくば市)から17年6月に取得した。つくばエクスプレスつくば駅に直結する立地の良さと回遊性・にぎわいの創出、環境配慮をポイントとし、魅力ある都市拠点を整備する。

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南棟・北棟を施工する金村貴俊所長(村本建設)の話
「安全意識向上のため声掛けしやすい現場をつくり、無事故・無災害を目指す。南棟と北棟で着工時期が異なりさまざまな工事が重なるが、一致団結して工事を進める」

 

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