プロロジスが計画する物流施設「プロロジスパーク東海1」が本格着工した。27日に愛知県東海市の東海太田川駅西土地区画整理事業区域内建設地で起工式が開かれ、関係者約70人が工事の無事完成を祈った。
規模はS造4階建て延べ約16万0900㎡。設計は西松建設、施工は西松建設・TSUCHIYAJVが担当する。総事業費は約500億円。2027年5月の竣工を予定する。
神事では、プロロジスの山田御酒代表取締役会長兼CEOが鍬(くわ)入れ、西松建設の細川雅一社長が鋤(すき)入れを行った。
直会(なおらい)であいさつに立った山田会長は「広域物流の戦略的なハブ施設になると確信している。無事故・無災害での工事完了をお願いする」と述べた。細川社長は「今まで培ってきた技術や経験を最大限生かし、工事を進める」と意気込みを語った。
プロロジスは隣接地の約2万9300㎡で、「プロロジスパーク東海2」の建設も計画している。規模は4階建て延べ約6万3700㎡で、BTS(特定企業専用)型物流施設を想定する。現在、入居企業を募集しており、決まり次第、施工に向けた具体的な検討を進める。
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森田正登所長(西松建設)の話 「一つひとつの作業を着実に進める。省人化に力を入れ、少ない人数で効率的な工事を目指す」
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