阪急電鉄と阪急阪神不動産は、大阪・梅田にある「大阪新阪急ホテル」の建物解体に12月中旬から着手すると発表した。解体完了は2028年秋を予定している。解体工事は、竹中工務店が担当する。
同ホテル(大阪市北区芝田1―35)の規模は、SRC造地下3階地上11階建て塔屋3層延べ約4万4000㎡。竹中工務店の施工で1964年に完成した。施設の老朽化を理由に、25年1月でホテルの営業を終了。その後は大阪・関西万博の外国人スタッフ用宿舎として活用されていた。
阪急阪神ホールディングスは、22年5月に公表した「梅田ビジョン」の中で、同ホテルと阪急ターミナルビルを建て替える「芝田1丁目計画」の実施を盛り込んでいる。













