神戸市は、安藤忠雄氏から提案された「(仮称)こどものための図書館」の基本方針案をまとめた。中央区にある東遊園地内に蔵書数2万5000冊の施設を計画しており、2020年度中に着工し、21年度の完成を目指している。
施設は安藤氏が設計・建設して市に寄贈する形となり、運営は市を通じて指定管理者が担う。
図書館の対象年齢は未就学児から小学生で、絵本を中心に図鑑、写真集、児童文学、震災関連などの蔵書を揃える。配架は子どもの視点で創造性を刺激するようなゾーニングとする。入館料は無料。
建設地は中央区にある東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」近くの中央区加納町6。
安藤氏は大阪市に建設された「こども本の森 中之島」の構想と設計も手掛けており、同氏発案の図書館は2例目となる。
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