【安藤忠雄氏 提案】子どもの視点で創造性を刺激する「こどものための図書館」 20年度内着工 神戸市 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【安藤忠雄氏 提案】子どもの視点で創造性を刺激する「こどものための図書館」 20年度内着工 神戸市

 神戸市は、安藤忠雄氏から提案された「(仮称)こどものための図書館」の基本方針案をまとめた。中央区にある東遊園地内に蔵書数2万5000冊の施設を計画しており、2020年度中に着工し、21年度の完成を目指している。
 施設は安藤氏が設計・建設して市に寄贈する形となり、運営は市を通じて指定管理者が担う。

安藤氏が設計・建設

 規模はRC造3階建て延べ750㎡。東遊園地管理棟の3階部分と接続して一体的な運用を図り、東遊園地南側園地エリアを再整備することで建物との一体感を創出する。
 図書館の対象年齢は未就学児から小学生で、絵本を中心に図鑑、写真集、児童文学、震災関連などの蔵書を揃える。配架は子どもの視点で創造性を刺激するようなゾーニングとする。入館料は無料。
 建設地は中央区にある東遊園地の「慰霊と復興のモニュメント」近くの中央区加納町6。
 安藤氏は大阪市に建設された「こども本の森 中之島」の構想と設計も手掛けており、同氏発案の図書館は2例目となる。
 
 
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