【夏を乗り切る】仙台建設業協会が安全管理パトロール 感染拡大防止や熱中症対策をチェック | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

公式ブログ

【夏を乗り切る】仙台建設業協会が安全管理パトロール 感染拡大防止や熱中症対策をチェック

 仙台建設業協会(深松努会長)は5月26日、仙台市内で2020年度第1回雇用・安全管理パトロールを実施した。労務・安全委員会のメンバーらが会員企業が施工する今市福田線(高江工区)道路改築工事(施工=後藤工業、高橋誠司現場代理人)と、仙台山寺線(舟木南)歩道設置工事(その2)(同=高工、櫻井敏矢現場代理人)の2現場で労働環境などを点検した。
 パトロールには同委員会の枝松茂雄氏や柴田充氏、安全指導員の國塚準一氏と赤坂重成氏ら6人が参加した。
 このうち、後藤工業が施工する現場では、パトロールに先立ち枝松氏が「現場から1人もケガ人を出さないようにしたい。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクを着用して作業をすることになるが、熱中症対策の徹底と作業員1人ひとりへの注意喚起を徹底してほしい」と呼び掛けた後、高橋氏らの案内で、交通事故防止対策や第3者災害を未然に防ぐための安全設備などを点検した。
 パトロール後の講評では、委員から、熱中症対策としてテントの設置や、歩行者向けに立入禁止区域の表示を増設することなどが提案された。
 同工事では、岩切地区に移転する仙台貨物ターミナル駅の移転事業と連携して約1㎞の区間を2車線から4車線に拡幅している。当日までの進捗率は26%。
 工期は12月18日まで。工事場所は宮城野区岩切余目西ほか。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら