【空調設備を最適制御】きんでんがAI制御エネ・マネジ・サービス 7月から月額制で提供開始 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【空調設備を最適制御】きんでんがAI制御エネ・マネジ・サービス 7月から月額制で提供開始

 きんでんは、AI(人工知能)制御のエネルギー・マネジメント・サービス「EMS-AI」を、7月から月額利用料金制で提供開始する。東京大学発のベンチャー企業・Mutron(東京都世田谷区)との協業で展開し、現在営業中の顧客から順次導入を進め、3年後に100ユーザーの獲得を目指している。
 EMS-AIは、顧客の施設に設置する「AIコントローラ」が温湿度やCO2センサーなどの計測データの収集とクラウドサーバーへのアップロードを行い、蓄積したデータからAIが最適パラメーターを導き出し、空調設備を最適に制御する。
 ビルマルチエアコンのほか、中央熱源方式の空調にも対応。室外機の容量制限制御や空調機のCO2濃度による制御、間欠運転制御などによって、消費エネルギーの10-30%削減が見込めるという。
 顧客が毎月定額料金を負担すれば、AI最適制御のほか、エネルギーの視える化(リアルタイムでエネルギー利用状況・削減効果を可視化)、データ管理(設備運転データをクラウド上で保存し管理)、定期報告、機器保守対応の各サービスを継続的に受けることができる。

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