【現場の逸品】一般道路の現場人身事故を減らせ! 「ドレミ」が音と光で作業員に警告 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【現場の逸品】一般道路の現場人身事故を減らせ! 「ドレミ」が音と光で作業員に警告

工事現場での設置模様

 ミライトは、工事規制エリアへの車両飛び込みによる人身事故の被害低減を目的に、現場作業員に対する警告システム「ドレミ」を開発し、4月3日から販売開始した。
 ドレミは、一般道路で車線規制して工事を行う際に、工事車線を高速で走行する車両を検知し、交通誘導員や作業員に、青色パトライトとブザー音で警告を発する24ギガヘルツ帯ドップラー式アレイレーダーシステム。既に特許を取得済みだ。
 工事現場から、設定した距離(20.30・40・50m)の地点において、設定速度(時速10.50・60・70㎞)以上の車両が通過した場合に警告を出す。作業員が一瞬身構えるきっかけをつくることで、人身事故の被害を低減できる確率を上げる。
 本体寸法は縦340mm、横300mm、幅175mmで、重量は約4.5㎏。使用に当たっての免許や届出は不要という。標準希望小売価格は80万円(税別)。リース、レンタルでの提供も行う。

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