【水辺のにぎわい創出】地元組織・企業ら連携竹中工務店も参画 「汐浜テラス」オープン | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【水辺のにぎわい創出】地元組織・企業ら連携竹中工務店も参画 「汐浜テラス」オープン

 東陽・新砂地区運河ルネサンス協議会(下田一男会長、東陽2丁目町会長)が、東京都江東区に拠点を置くIHI、スカパーJSAT、竹中工務店と連携して、汐浜運河沿いに整備を進めてきた「汐浜テラス」(江東区新砂1-1-1公園内)が15日にオープンした。地域住民にとって水面を眺めて憩う空間となる。

 子どもやペットを連れての散歩やランニングだけでなく、周辺で働く人がリフレッシュのために訪れた際などにそよ風を浴びながら、ひと休みすることができる。門前仲町にある焼き鳥の名店「アポロ」が運営する「CONTAINER CAFE2187」が併設されていることから、喫茶や軽飲食を楽しむこともできる。

 2018年から東陽1、2丁目、新砂1丁目の町会・企業・団体が集まって汐浜運河沿いに「歩いたら健康になる緑道」をつくるプロジェクトを始動。19年の春に年齢に応じた歩幅を指南する「ステップウォーキング」や、歩く姿勢、体の傾きをチェックする「バランスウォーキング」など、健康増進の仕掛けを配備した健康緑道「フィットネスロード汐浜運河」をオープンさせていた。

 運河沿いに水面を眺めながら憩うことができる空間が不足していたことから、運河沿いの東端に整備されたが、これまで十分に活用されていなかった公園の一部を「汐浜テラス」として再整備した。

 汐浜テラスの管理主体は東陽・新砂地区運河ルネサンス協議会、設置主体はIHI、スカパーJSAT、竹中工務店となっている。設計監修は竹中工務店が担当した。

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