【コロナ禍での夏に備える】新日本空調・アドバンス 熱中症対策ウェブセミナーを開催 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【コロナ禍での夏に備える】新日本空調・アドバンス 熱中症対策ウェブセミナーを開催

 新日本空調は、アドバンス(千葉県松戸市、田中政嗣社長)と共同で、アドバンスの熱中症対策アドバイザーを講師に、日々の体調管理から万が一の場合の処置を学ぶ「熱中症セミナー」を、全国の支店でウェブ方式によって実施したと発表した。今後は、現場の安全衛生協議会などの場でセミナーを実施し、現場で作業する技能労働者などにもウェブ方式で受講してもらい、熱中症予防につなげる。現場などでのセミナーは「今月中にも始める」(同社)予定。

ウェブ会議システムを使った熱中症セミナー

 同社は、多くの建設現場が新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスク着用を原則化することを踏まえ、熱中症災害リスクの低減に向け、働く人の安全を守る運動の1つとしてセミナーを実施。
 新型コロナの影響によって講師の出張や集会ができない中でも、同社のウェブ会議システム「Live On」で講師と受講生をつなぎ、受講者側はパソコンやモバイル端末を使い、どこでもリモートで受講できる環境を整え、セミナーを開いた。
 6月17日から7月15日までの約1カ月間に計10回開き、延べ200人が受講した。
 同社とアドバンスは、業界全体の熱中症防止につなげるため、ウェブ方式の熱中症セミナー普及に努める考え。アドバンスは、ほかの企業からの開催依頼を受け付けている。

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