【地域の"守り手"として】東京建設業協会 水害対策での建設業の役割伝える小冊子を作成 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【地域の”守り手”として】東京建設業協会 水害対策での建設業の役割伝える小冊子を作成

 東京建設業協会(今井雅則会長)は、都内で想定される水害とそれに備えた対策、発災時の建設業の役割などを伝える小冊子『首都東京 迫り来る水害の危機-あなたのくらしを建設業が守ります-』を制作した。1万部を発行し、イベント時などに配布する。
 「予測」「予防」「対策」の3章で構成する。
 最大規模の降雨、台風に伴う荒川の堤防決壊、臨海部の高潮の発生時に想定される浸水区域と、それに基づく人的・インフラ被害のデータを掲載。内水氾濫、土砂災害を含め、都内だけでなく、日本全体の経済活動に影響を与えかねない水害の危険性を解説する。
 また、専門家のインタビューを交えながら、水害を防ぐインフラ施設として、都内の地下調節池と放水路、高規格堤防、砂防対策の機能などを説明する。
 最終頁では「くらしと命を守る“建設業”」と題し、実際の現場の写真とともに、インフラ整備と災害対応を通じた地域の守り手の役割を紹介している。

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