【まちを楽しむ多彩な交通】横浜市 臨海部でモビリティーのサービス化へ取り組み開始 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【まちを楽しむ多彩な交通】横浜市 臨海部でモビリティーのサービス化へ取り組み開始

 横浜市は、みなとみらい21地区を含む都心臨海部で、MaaS(モビリティーのサービス化)の取り組みを始めた。実施に当たり、神奈川県オールトヨタ販売店が提案したスマートフォン向けアプリ「my route」横浜版を採用。全国の公共交通機関だけでなく、地域独自のシェアサイクルや水上バスを含めたルート検索と予約・決済が同アプリだけで完結できる。地元商店街やおすすめスポットの情報なども発信する。

my route横浜版

 今回の事業は、横浜市都心臨海部再生マスタープランの施策「まちを楽しむ多彩な交通の充実」の一環となる。2017年に同施策の実現に向け事業者を公募。9法人と包括連携協定を結んだ。既に19年には、都心臨海部などを回遊しながら海や街並みを車内から楽しめるオープントップバスを実現。21年3月には、みなとみらい21地区で、JR桜木町駅前から商業施設「横浜ワールドポーターズ」前の緑地(新港ふ頭)をつなぐ約630mのロープウェーの開業も控える。移動自体が楽しいまち・ネットワークづくりを目指し、交通を軸とした取り組みを加速する。

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