【パブリックな道を評価】東京音楽大学中目黒・代官山キャンパスがグッドデザイン賞を受賞 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【パブリックな道を評価】東京音楽大学中目黒・代官山キャンパスがグッドデザイン賞を受賞

 日建設計・戸田建設一級建築士事務所JVの設計、戸田建設の施工で2019年1月に竣工した東京音楽大学の中目黒・代官山キャンパスがグッドデザイン賞を受賞した。東京音楽大学、戸田建設、日建設計の3者共同での受賞となる。

 キャンパスの中心に中目黒と代官山の2つのまちをつなぐ「音楽溢れるみち」を通すことで、音楽によってまちとともに発展していく新キャンパスは、大学のキャンパス整備プロジェクトでありながら、閉ざされた領域をつくるのではなく、都市部に新しいパブリックな道を提供したことなどが高く評価された。

 審査員の評価として「音楽大学の特性を生かして、屋外で音楽を楽しめる空間を用意しつつ、カフェやレストランなども設けた。実際にさまざまなイベントやコンサートが行われるなど説得力のある建築になっている。建築を通じて良好な都市環境をつくっている」とされている。

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