【応募総数180点】セントラル硝子主催「第55回国際建築設計競技」 最優秀賞に輝いたのは… | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【応募総数180点】セントラル硝子主催「第55回国際建築設計競技」 最優秀賞に輝いたのは…

 セントラル硝子が主催する第55回国際建築設計競技の最終選考が24日、ウェブ上で開かれた。最優秀賞はフリーランスのブーン・ハウ・リン氏(日本)とピャエゾーン・アウンスー氏(同)の作品が受賞した。

最優秀賞の作品(提案の概要)


 優秀賞には、イエール大学建築大学院のアリエル・ジャンセン・ビンタン氏(米国)とメルボルン大学のアンダーソン・ワン氏(同)、Else designのクォ・オン・フィリップ・ファン氏(香港)とシンガポール国立大学のジャジュン・エイドリアン・ハン氏(同)の作品が選ばれた。

 課題は「ボディ・カルチャー・クラブ」。他人と競わず、自身と向き合い、文化として高めたスポーツをボディ・カルチャーと呼び、それを自主的に運営するクラブという形で実践する場として、建築の提案を求めた。応募総数は180点(国内123点、海外57点)だった。

 内藤廣審査委員長は「審査中に、私たちがふだんいかに身体性を忘れているか思い出させられた。これからの時代は身体と心のバランスを見直す必要があり、その入り口となるいいテーマ・提案だったと思う」と総評した。

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