【イメージ刷新】隈研吾氏と佐藤可士和氏監修 洋光台北団地の広場・集会所がリニューアル | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【イメージ刷新】隈研吾氏と佐藤可士和氏監修 洋光台北団地の広場・集会所がリニューアル

 都市再生機構(UR)は、横浜市の同社賃貸住宅「洋光台北団地」で、建築家の隈研吾氏とクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏監修のもと、屋外広場と集会所「団地の集会所 OPEN RING」をリニューアルオープンした。集会所に隣接する屋外広場は、広場の柵や段差をなくし芝生を敷くことで、高度成長期時代の“団地”のイメージを刷新。集会所は建築アイデアコンペの最優秀案をベースに、カフェを備えた空間に生まれ変わった。

団地の集会所OPEN RING


 1970年に磯子区洋光台に誕生した同団地では、継続的に団地の価値を上げる取り組みを進めており、団地を核とした洋光台エリア全体の活性化を目指している。

 集会所内のコミュニティーカフェ「よっしーのお芋やさん」は5月に先行開業し、天然氷や特製シロップを使ったかき氷が話題を呼んでいる。団地住民だけでなく、外部からも客が訪れているといい、エリアの活性化に貢献している。集会所には、ブックカフェ「団地のライブラリー」や野菜販売所も入っている。

屋外広場・住棟ファサード


 広場のリニューアル以外にも、住棟ファサードを白く再塗装したほか、温かみが感じられる木目のデザインも施し、エリア全体が明るく洗練された空間に変わった。

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