【5G技術も展示】「DOCOMO Open House2020」1/24まで開催中@東京ビッグサイト | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【5G技術も展示】「DOCOMO Open House2020」1/24まで開催中@東京ビッグサイト

 2020年春に商用サービスが始まる第5世代移動通信システム(5G)を生かしたサービスが建設産業界でも具体化している。NTTドコモが23、24の両日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催する「DOCOMO Open House2020」(オープンハウス)では、建設構造物の点検や工事進捗管理、現場監視、安全教育など建設業向けのサービス・ソリューションを展示する。
 オープンハウスでは、NTTドコモがさまざまな企業と連携して開発・展開している250超のAI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、5Gのサービスやソリューションを展示する。
 VRJapanとコニカミノルタ、つくし工房、凸版印刷は、「遠隔監視VR」を展示。建設現場に360度カメラ「MOBOTIX」を設置すれば、遠隔地でVR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレー「IDEALENS K4」を装着した技術者が、希望する方向の状況を映像で確認できる。カメラは固定型だけでなく、ハンディータイプも用意した。例えば、事故発生時の本社からの担当者の出張といった移動の削減や現場監視の効率化などに活用できる。ディスプレーには、マイクとスピーカーを内蔵しており、現地とのコミュニケーションも取れる。5Gを利用すれば高解像度の映像を遠隔地で確認できるため、より実用性が高まる見込み。
 コマツは、5Gを使った建機の遠隔操作技術を紹介するほか、NTTドコモも、ドローンの提供から飛行計画の作成、データ管理・分析、レポート作成までを支援する構造物点検サービス「docomo sky」を展示する。
 NTTドコモと京大が共同開発中の「橋梁劣化推定AI」など、AIやIoTを使ったサービス・ソリューションも紹介する。

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