【スピードを追求】U's Factoryの「BI For ARCHICAD」 時間を大幅削減"BIM積算"とは | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

公式ブログ

【スピードを追求】U’s Factoryの「BI For ARCHICAD」 時間を大幅削減”BIM積算”とは

 U’s Factory(横浜市、上嶋泰史社長)が提供する『BI For ARCHICAD』は、設計・積算・施工図作成・工程シミュレーションをワンストップで実施する『Archicad』のアドオンツールとなる。3次元モデルでプロジェクトを詳細に再現し、素早く積算する「BIM積算」に強みを発揮する。

 設計はプロジェクトの最適化を進める中で変化していく。見積もりは、図面が決まるまで着手しないことが多いが、BIMが進化してきた今後は図面が確定していない段階でも積算結果を出し、検討を加えるケースの増加が予想される。

 BIMでプロジェクトを進める際、従来は設計者が3次元設計したモデルから2次元CADを作図し、見積者にデータを渡して積算用ツールで積算する。設計者と見積者は別のツールを使うため、データを整合する必要がある。そのため、複数プランを比較・検討する場合は限られた時間内に積算するため、時間が不足しがちだ。

 一方、BI For ARCHICADでは、設計と積算がシームレスに情報連携するため、短時間の積算を実現する。複数のプランに対して素早く自動積算するため、増減の検討が容易になる。結果として、質疑の減少につながる。

 このBIM積算により、素早く必要数量を集計し、内訳明細書まで作成する。シール1本まで詳細にモデリングするBI For ARCHICADは、細かい部分も自動積算し、手拾いで計算する手間をなくすことができる。積算の“命”とも言えるスピードを追求することで、発注者・設計者・施工者が同じ意識でプロジェクトを進められるようにする。

 例えば外壁のタイルには数多くの種類が存在し、割り付け手法も複数考えられるため、組み合わせだけでも理解するのに苦労する。こうした問題をBI For ARCHICADは解決する。

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら