【尽きせぬ情熱】日本建築協会 佐野正一氏生誕100周年で『建築と社会』特集号を発刊 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【尽きせぬ情熱】日本建築協会 佐野正一氏生誕100周年で『建築と社会』特集号を発刊

 尽きせぬ情熱――。日本建築協会(設楽貞樹会長)は、故・佐野正一氏の生誕100周年を記念した特集記事を収録した雑誌『建築と社会』を発刊した。

 特集号は、石田潤一郎武庫川女子大客員教授の手による「総論」を皮切りに、「各論」では藤森照信東大名誉教授や金多潔京大名誉教授、長男で安井建築設計事務所社長の佐野吉彦氏らがそれぞれの立場で思い出を語っている。また「注ぎ込まれた情熱」と題する章ではサントリーホールや大阪駅ビル、大阪ガスビル(増築)など、ゆかりの建築にまつわるエピソードも紹介されている。

佐野正一氏


 佐野正一氏は、1921(大正10)年1月10日生まれ。55年に安井建築設計事務所に入り61年から89年まで社長を務め、同事務所の発展を支えた。同協会会長のほか日本建築士事務所協会連合会(日事連)会長などを歴任、建築界の地位向上と発展にも貢献し、2014年3月20日に93歳で亡くなった。

 特集「尽きせぬ情熱 佐野正一生誕100周年記念」は、1月5日発売の『建築と社会』第1186号に収録。定価は1254円(税込み)。

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