【海外に伝統建築技能を紹介】食材で継ぎ手づくり体験 ワークショップに世界17カ国から参加 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【海外に伝統建築技能を紹介】食材で継ぎ手づくり体験 ワークショップに世界17カ国から参加

 つみき設計施工社(千葉県市川市、河野直代表)は、同社などが主催の建築を学ぶ世界の学生向け交流団体「The Red Dot School」で、食材を使って伝統建築技能の継ぎ手づくりを体験できるワークショップ「食べるTSUGITE」(英文名称「Trees Are Round, Wood Are Square」)を海外向けに開いている。

継ぎ手を擬似体験できる国際ワークショップ


 ワークショップは、釘などを使わずに継ぎ手の組み合わせだけで建材を強固につなぎ合わせる日本の伝統建築文化や大工職人の技を、海外に紹介することを目的に始めた。各参加者が日本人インストラクターの指導を受けながら、ニンジンやダイコン、ベーコン、チーズなど適度な堅さの食材を継ぎ手の形に切り、組み合わせて、継ぎ手づくりの楽しさと建築職人の知恵を体感した。

 1月17日の開催では、オンラインで世界17カ国から約60人が参加した。次回は、北米・南米・西欧諸国向けで3月に開く予定。



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