【対策徹底で医療現場の負担軽減】石川建協が「新型コロナウイルス感染防止アクション宣言」 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

公式ブログ

【対策徹底で医療現場の負担軽減】石川建協が「新型コロナウイルス感染防止アクション宣言」

 新型コロナウイルスの感染の終息が見えない中、石川県建設業協会は、社会の安定維持に不可欠なエッセンシャルワーカーとして事業を継続していくため、12日、改めて感染防止対策を周知・徹底する趣旨で「新型コロナウイルス感染防止アクション宣言」を発した。同時に、コロナ禍で奮闘する医療従事者への感謝と応援の気持ちを届けるために県内病院の看護師らにメッセージを添えたチョコレート約1100個を贈った。

宣言する北川委員長(中央)。森高会長(右)と石川副会長


 宣言は協会建設青年委員会の北川隆明委員長がオンラインで県内各地区の青年委メンバーに向けて発信。▽「3密」の回避▽徹底した感染防止対策▽毎日の体調管理▽接触確認アプリCOCOA利用–の4つを柱とする取り組みの徹底を呼びかけた。宣言を周知するために作ったポスターとヘルメットに貼り付けるステッカーも披露し、積極的な活用を要請した。

 また、同じエッセンシャルワーカーとして業務に当たっている医療従事者に対し、感謝と応援の気持ちを届けようと、協会女性部会の森高靖子会長、石川容子副会長らが金沢市内にある県看護協会を訪れ、小藤幹恵会長らにチョコレートを手渡した。

 チョコを受け取った小藤会長は「気持ちのこもった手書きのメッセージが素晴らしい。すてきなプレゼントを本当にありがとうございます。この温かい、甘いものをわたしたちの心の栄養にしたい」と感謝の言葉を述べた。チョコはこのほか、県内各地区の協会メンバーが手分けしてコロナ対応病床のある県内24病院の看護師らに同日届けられた。

 建協の平櫻保会長は「疲弊する医療関係の方々にお手伝い、貢献できないかと思ってきた。具体策を建設青年委員会と女性部会に提案してもらったので一丸となって取り組みたい」と語った。

チョコには女性部会全メンバーが手分けして手書きのメッセージカードを添えた



建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら