【除塩や土壌改良に】大建工業が「第4回関西農業Week」に出展 国産木材チップ活用を提案 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【除塩や土壌改良に】大建工業が「第4回関西農業Week」に出展 国産木材チップ活用を提案

 大建工業は、農業法人、農協、農業への参入を目指す企業などを対象とする展示会「第4回関西農業Week」に出展する。展示内容には、木質培地「グロウアース」、土壌改良材「DWファイバー」など、国産の木材チップを有効活用した製品を盛り込む。

 グロウアースは、国産の木材チップを粉砕処理し、特殊加工を施して野菜や花卉(かき)の栽培に適した培地とした製品であり、原料の木材チップの形状を変えることで水はけ・水もちをコントロールし、栽培する植物にあわせて最適な培地環境を提供できる。そのほか、優れた親水性、品質の安定性、土壌と比べた際の軽さ、トレーサビリティーなどを特徴とする。

 DWファイバーは、大建工業と国土防災技術が共同開発した土壌改良材で、国産の木材チップを解繊処理し、塩類障害の発生している農地の除塩や生育促進目的の土壌改良に使用できる。

 第4回関西農業Weekは、24~26日に大阪市のインテックス大阪で開催される。

グロウアースの使用例



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