【「鉄筋施工」19人が合格】建設技能人材機構 ベトナムで初の特定技能試験結果を発表 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【「鉄筋施工」19人が合格】建設技能人材機構 ベトナムで初の特定技能試験結果を発表

 建設技能人材機構(JAC)は30日、ベトナムで初となる特定技能に基づく建設分野の技能評価試験の結果を発表する。試験区分「鉄筋施工」を受験した24人中19人が合格となった。今夏にも日本での就労が開始できる見通しだ。

 ベトナムでの技能評価試験は23日にハノイ市にある第一建設短期大学で開催した。試験は新型コロナウイルス感染症対策として、ウォークスルー形式で実施。実技試験は、組み立てた鉄筋の外形と作業状況を現地の試験官に加え、日本にいる試験官がウェブカメラの中継を通じて確認して判定した。

 実技試験の基準点は超えたが学科試験の基準点を満たさなかった受験生を対象とした追試験は、該当者がいなかったため行わない。

 今回の技能評価試験に合格し、日本語基礎テストまたは日本語能力試験(N4以上)のいずれかの日本語試験の合格者については、特定技能による受け入れが可能となる。両試験の合格後、日本企業と雇用契約を結び、国土交通省、法務省出入国在留管理庁の審査を経て、特定技能で在留・就労できる。



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