【5/19リニューアルオープン】西武園ゆうえんちに世界初ゴジラのライド・アトラクション登場 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【5/19リニューアルオープン】西武園ゆうえんちに世界初ゴジラのライド・アトラクション登場

 西武鉄道と西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市、藤井拓巳社長)は13日、マーケティング会社の刀(大阪市、森岡毅代表取締役CEO)と共同で進めている西武園ゆうえんちリニューアルプロジェクトの全容を公開した。目玉施設として、ゴジラをテーマにした世界初のライド・アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」を新設。5月19日にグランドオープンする。

最新のキービジュアル(TM&(c)TOHO CO・,LTD・(c)TEZUKA PRODUCTIONS)


 2020年に迎えた開業70周年を節目として計画を推進してきた。東京都内で13日開いた記者会見で藤井社長は「過去最大の投資を行い、生まれ変わることとなった。日本経済復活の一翼を担っていきたい」と力を込めた。

 新しい西武園ゆうえんちは、1960年代の懐かしい“あの頃”が舞台。30店が並ぶ商店街の至るところで巻き起こるライブ・パフォーマンスが来場者を巻き込み、コンセプトの1つである「心あたたまる幸福感に包まれる世界」にいざなう。独自の園内通貨を導入し、買い物までもアトラクション化する。

 商店街を見下ろす丘の高台に建つ映画館内には、日本を代表するクリエイティブの英知を結集したゴジラのアトラクションが誕生。観客は、ゴジラやキングギドラたちの激闘の真っただ中に放り込まれ、興奮の非日常を体験する。

 さらに、家族向けに、鉄腕アトムやジャングル大帝を始めとした手塚治虫のキャラクターが登場する世界初のファミリーエリア「レッツゴー!レオランド」も開設する。大観覧車やメリーゴーラウンド、回転空中ブランコなど、長く親しまれてきた昔懐かしい乗り物も一新する。

 リニューアルに関するマーケティング部門の責任者を務める刀の近藤正之氏は「所沢を中心とする関東はもちろん、日本全国に元気を届けたい。ゲストの心をエモーショナルに揺さぶるニューノスタルジーを体験してほしい」と語った。

 所在地は所沢市山口2964。西武鉄道山口線の西武園ゆうえんち駅に直結している。リニューアルプロジェクトの総事業費は約100億円。建物などの設計施工は西武建設が担当した。



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