ゼンリンは、3D地図をオンラインで提供する「ゼンリン 3D地図データオンライン提供サービス」に、BIM/CIM向けの新機能を追加した。航空写真貼付やオブジェクト編集、マテリアル編集が可能になった。
航空写真を貼付けた3D地図データ
3D地図データオンライン提供サービスは、3D地図データの必要な範囲と仕様を指定するだけで、利用するソフトに最適なフォーマットでダウンロードできる。
今回の機能追加では、特定のソフトや専門知識が必要になるBIM/CIMのモデル編集作業を簡単に設定できるようにした。国土地理院の航空写真やユーザーの航空写真を地表面に貼り付けた状態で3D地図データをダウンロードでき、航空写真と3D地図データの位置合わせ作業が不要になる。建設予定地にある既存の構造物も簡単な設定で削除でき、建物・道路・樹木などのオブジェクトもダウンロードできる。建物・道路・水域・敷地などのレイヤー種別ごとに3Dモデルのマテリアルを編集でき、サンプルモデルを見ながらマテリアルの色を変更したり、テクスチャー画像を貼り付けて見栄えを変更するといったことも可能になる。
