【CSPI-EXPO】単管パイプで無線通信環境構築を実現 古野電気の「ウェーブガイドLAN」 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【CSPI-EXPO】単管パイプで無線通信環境構築を実現 古野電気の「ウェーブガイドLAN」

 古野電気は、単管パイプで無線通信環境を構築できるビル建設現場向け無線LANシステム「ウェーブガイドLAN」の販売を始めた。12日から14日まで幕張メッセ(千葉市)で開かれる「第3回建設・測量生産性向上展『CSPI-EXPO』」に出展する。

アンテナ中間とAPボックス端部


 ICT化やIoT(モノのインターネット)技術の導入が進む建設現場では、現場事務所と現場をネットワークでつなぎ、タブレット端末や監視カメラなどで施工図面を共有して変更指示を出すなど、遠隔管理の取り組みが広がりつつある。このため、安定して大容量のデータを通信できる環境を現場設置時に構築する必要がある。

 ウェーブガイドLANは、建設現場の単管パイプに電波を放射する「アンテナユニット」を設置することで、LANケーブルをビルの各フロアに敷設しなくても建物全体に無線通信環境を構築できる。汎用の単管クランプを使って簡単に敷設・解体が可能で、無線LANアクセスポイントやハブなどの機器の設置が不要で、電源の設置や機器の防水・防じん対応も不要となる。単管パイプをつなぐだけでシステムを構築できるため、電波の届きにくい高層階や地下でも安定した無線通信環境を整備できる。



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