【出前講座】先輩たちに直に聞け! 建築設備技術者の仕事と働き方を京葉工高2年生が学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

公式ブログ

【出前講座】先輩たちに直に聞け! 建築設備技術者の仕事と働き方を京葉工高2年生が学ぶ

会員企業などの社員5人と生徒がディスカッション

 千葉県空調衛生工事業協会(鈴木賢治会長)は、県内で唯一、設備系学科を持つ県立京葉工業高校(千葉市)で、初となる2年生を対象とした出前講座を開いた。設備システム科2年生38人が参加した。「建築設備技術者はどのような仕事をしているのか」をテーマに講義し、最後に会員企業などから社員5人と生徒がディスカッションした。
 プログラムの前半は、生徒7人が大和設備工業(千葉市)とタヤグラ(八千代市)で2017年の夏休みに体験したインターンシップについて報告。朝日工業社東関東支店の市川和貴さんが「建物が建つまで」を講義し、長谷川哲由同協会常務理事が現場代理人の一日、市川さんが設計技術者の一日について紹介した。
 最後のディスカッションには、市川さん、朝日工業社東関東支店の谷山千明さん、大和設備工業の馬上晴行さん、県施設改修課の宮澤佑輔さんの若手社員4人と、タヤグラの田櫓英樹代表社員が登壇。生徒からは「現場にサービス残業はあるのか」「給料はどのくらいもらえるか」などの質問が寄せられ、5人はそれぞれ回答。
 5人は最後、「この学校であること自体がプラスで、面接すれば受かるため自信を持ってほしい」「海外旅行など時間がないとできないことにチャレンジを」「悩んだら楽しい方を選んで」など生徒に伝えた。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら