【千葉空衛】京葉工高で第10回出前講座 仕事の紹介など若手社員が建築設備業界の魅力を発信 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【千葉空衛】京葉工高で第10回出前講座 仕事の紹介など若手社員が建築設備業界の魅力を発信

 千葉県空調衛生工事業協会(鈴木賢治会長)は2月26日、県内で唯一、設備系学科を持つ県立京葉工業高校(千葉市)で第10回出前講座を開いた。設備システム科1、2年生各35人は、ポンプの仕組み、若手社員による1日の仕事紹介、若手社員5人とのパネルディスカッションなどから設備業界について学んだ。

パネルディスカッションの様子

 出前講座は2年生、1年生の順に開催した。1年生向けの講座では、金子達也副会長が冒頭、「昨年秋に予定していたが台風で中止になり、きょう時間を作っていただいた」「今後、インターンシップや企業見学会があると思うが、ぜひ建築設備業界を体験してほしい」などとあいさつした。
 2、1年生向けの講座ともに、最初は荏原製作所標準ポンプ事業部の片山知久さんが、建築設備業界で使われているポンプの概要などを断面模型や画像を交えながら説明した。

ポンプの仕組みを説明する片山さん

 2年生向けの講座は、続いて朝日工業社東関東支店の谷山千明さんが現場の1日、協会の長谷川哲由常務理事が設備工事会社の事例を紹介した。
 1年生向けの講座では、同支店設計課の市川和貴さんが建築設備業で使われている設計ソフト、長谷川常務理事が「ストップ・ザ・温暖化」と題して建築設備技術者による省エネルギーや資源保全の貢献について語った。
 2、1年生向けともにその後は、不二公業(船橋市)ガス工事部の石井健二さん、朝日工業社の谷山さんと市川さん、荏原製作所の片山さんと渋生田侑哉さんの若手社員5人が長谷川常務理事の司会のもとパネルディスカッションを実施。5人は仕事内容や休日の過ごし方、労働時間などについての質問に答えた。
 最後は協会の金坂正美理事が「建設業界は個人の頑張り次第で着実に成果が示される。ぜひ我われ設備業界に目を向けてほしい」とメッセージを送った。
 
 
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