東洋建設は、職員や作業員の家族などに現場を公開する「現場開放DAY」の取り組みを始めた。自社とともに建設産業への理解を深めてもらうことが狙い。2017年度には年4回ほどの開催を予定している。
13日には、初弾となる現場公開を茨城県稲敷市で施工中の城東テクノ茨城工場新築工事で開いた。あいにくの雨となったが、社員の家族に加え、施主側からも参加があり、総勢60人が集まった。現場の西岡文男所長は「現場を見て気がついたことは気軽に質問してほしい」と呼び掛けた。
工事はS造2階建て延べ9746㎡。現場は躯体が立ち上がり、内装工事の準備が進められている。参加者は工事の説明を受けた後に現場1階を見学した=写真。城東テクノの金澤幸一取締役執行役員は「新工場の建設状況を自らの目で見ることができることは貴重」と話した。
同社は『現場開放DAY』ののぼり旗を作成するなど、社を挙げて現場公開に取り組んでおり、第2回目は秋ごろに土木現場で開催する計画だ。
公式ブログ
【現場開放DAY】社員の家族と施主ら60人参加! 東洋建設が現場見学会
[ 2017-05-16 ]