【CASBEEウェルネスオフィスSランク取得】蔵前一丁目開発のライオン新本社 日本郵政不動産 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【CASBEEウェルネスオフィスSランク取得】蔵前一丁目開発のライオン新本社 日本郵政不動産

屋上庭園イメージ

 日本郵政不動産は、東京都台東区に建設中の「蔵前一丁目開発事業」オフィス棟のうち、ライオンの新本社部分について、「CASBEE-ウェルネスオフィス」認証最高位のSランクを取得したと発表した。これまでに認証された賃貸オフィスビルの中で、最高スコアとなる92点を獲得したという。

 また、既にCASBEE(建築環境総合性能評価システム)建築Sランクを取得していることから、総合的環境性能とともにウェルネス性能も評価する「スマートウェルネスオフィス」認証でもSランクに認定された。

 ライオン本社オフィスは、個々人が業務内容や好みに応じてフロアを自由に移動できる。ワークスペースは、集中、2人、コラボレーション、リラックスなど多彩なバリエーションを設ける。オン・オフラインのハイブリッドコラボ対応の会議スペースなども置く。リフレッシュエリアはワークスペースから離れたところに配置する。体を動かせるエリアや健康的な食事を提供するカフェテリアなども設置する。隣接建物には約3000㎡の大規模屋上庭園を整備し、オフィスワーカーや居住者らに癒しを与える。

 施設全体の規模はS・RC・SRC造23階建て延べ約9万9300㎡。このうちオフィス棟は延べ約2万9500㎡となる。設計・監理は日本郵政一級建築士事務所、実施設計協力は佐藤総合計画、コストマネジメントは日建設計コンストラクション・マネジメント、施工は大成建設が担当。2023年春の竣工を予定している。



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