【ダイキン工業】オフィスビル改修で「健康」・「省エネ」両立 培ったノウハウを中小規模ビル改修で活用 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【ダイキン工業】オフィスビル改修で「健康」・「省エネ」両立 培ったノウハウを中小規模ビル改修で活用

 ダイキン工業は、大阪府吹田市のダイキン工業江坂ビルで、建物利用者の健康などへの配慮を評価するCASBEE-ウェルネスオフィス(WO)評価認証のAランクと、建物の省エネ性能を評価するBELS評価認証ZEB Readyを取得した。同ビルは、2019年5月に「健康・快適」と「省エネ」の両立を目指し改修を行った。同社は、同ビルで培ったノウハウを、中小規模ビルの改修で活用する。
 江坂ビルは地上7階、延床面積2614㎡の規模で、1998年4月に竣工した。改修工事は、汎用の空調製品やシステムの組み合わせを用いて、ダイキンエアテクノが設計・施工を担当した。
 CASBEE-WO評価認証は、オフィス用の建物について、建物利用者の健康・快適の維持増進を支援する仕様・性能・取り組みを評価する基準で、建築環境・省エネルギー機構が審査する。江坂ビルは67.7点の評価で、ビル改修物件として国内で初めてAランク(65点以上)となった。
 BELS評価認証は、建築物の省エネ性能について評価する基準で、住宅性能評価・表示協会が運営し、第三者機関が審査する。江坂ビルは、国土交通省が定める基準1次エネルギー消費量から52%の削減を実現し、ZEB Ready(50%以上の削減)評価となった。
 
 
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