建築環境・省エネルギー機構(IBEC、村上周三理事長)は15日、第8回サステナブル建築賞の受賞作品を発表した。国土交通大臣賞には大規模建築部門で「阿南市新庁舎」が選ばれた。表彰式と作品報告会は29日に東京都千代田区の全国町村会館で開かれる。
受賞は大規模建築部門(延べ2000㎡以上)のみで、中・小規模建築部門の該当作品はなかった。阿南市新庁舎は、建物全体の熱取得・熱損失を徹底して低減化したことで、身近な自然資源である光と風を十分に活用できるよう工夫を凝らしたことなどが評価された。
受賞作品は次のとおり((1)建築主(2)設計者(3)施工者)。
〈国土交通大臣賞〉
▽阿南市新庁舎(徳島県阿南市)=(1)阿南市(2)日建設計(3)大成建設、朝日工業社、四電工。
〈建築環境・省エネルギー機構理事長賞〉
▽女神の森セントラルガーデン(山梨県北杜市)=(1)AOB慧央グループ(2)(3)竹中工務店。
▽秋田市庁舎(秋田市)=(1)秋田市(2)日本設計(3)清水建設・千代田興業・シブヤ建設工業・田村建設JV、新菱冷熱工業。
〈審査委員会奨励賞〉
▽赤坂インターシティAIR(東京都港区)=(1)赤坂一丁目地区市街地再開発組合、日鉄興和不動産(2)日本設計(3)大林組。
▽コイズミ緑橋ビル(大阪市)=(1)小泉産業(2)(3)竹中工務店。
公式ブログ
【IBEC】第8回サステナブル建築賞 大規模建築部門で「阿南市新庁舎」が国土交通大臣賞に輝く
[ 2020-01-16 ]