【BIMデータを確実に変換】ユーズファクトリーがレビットテンプレート | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【BIMデータを確実に変換】ユーズファクトリーがレビットテンプレート

 U’sFactory(横浜市、上嶋泰史代表取締役)は、RevitからArchicadにBIMデータを確実に変換するため、Revitテンプレートの無償提供を開始した。同社が開発・提供する「BI For ARCHICAD」と連動することで部屋情報などを確実に継承し、BIM積算を行う。





 BIMデータを積算に活用する動きがゼネコンを中心に活発になる中、Revitで作成したデータをArchicadに変換する際、情報が欠落する問題が生じている。例えば部屋の形状は上手に移行できても部屋内部の仕上げ情報が引き継げなかったり、壁(複合構造壁)の連携などに課題があるという。

 そのため、「BI For ARCHICAD」を活用し、確実な部屋情報の継承を行う仕組みを構築した。その準備作業として、Revitデータを初期段階で整理(ヘルスチェック)するため、独自のRevitテンプレートを作成し、無償提供を開始した。
 サンプルデータの提供、データ変換の試行についての問い合わせは、電話045-348-1560で受け付けている。



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