【東京・板橋区の共住で生物との共生図る】整備にSDGs施策 三菱地所レジデンスと三菱倉庫 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【東京・板橋区の共住で生物との共生図る】整備にSDGs施策 三菱地所レジデンスと三菱倉庫




「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜」 の外観完成予想




 三菱地所レジデンスと三菱倉庫は、東京都板橋区に建設している共同住宅「ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜計画」の中庭整備に同社のSDGs(持続可能な開発目標)施策ビオネット・イニシアチブを導入し、生物多様性の保全に取り組む。

 総戸数187戸の共同住宅は、板橋区大山町53-1ほかの敷地面積5280㎡に建設する。

 中庭は、1000㎡超の面積を確保し、小川や生き物に優しい工夫を施したレインガーデンを設置する。生物多様性に配慮した計画が評価され、いきもの共生事業推進協議会の環境認証制度「ABINC」認証を取得している。


【住戸ごとのCO2排出量を見える化】三菱地所レジデンスが業界初
 また、三菱地所レジデンスは、マンションのランニングコストを見える化する「マンション家計簿」をリニューアルし、1住戸ごとのCO2排出量も分かるようにした。

 居住者の意識向上につなげ、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献するのが狙い。

 住戸ごとの光熱費表示とCO2排出量記載は、業界初の試みという。

 更新版は、22年6月下旬の完成を目指して東京都練馬区に建設中の「ザ・パークハウス石神井公園テラス」(86戸)に初採用する。



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