熊谷組は、北陸支店の「プレミア『富山けやき通り』新築工事」の現場で、社員や技能者の家族を対象とした「ファミリー現場見学会」を開催した＝写真。約40人が参加した。
　見学会では、同社社員や技能者が働く建設現場を親子で見学し、実際の鉄筋結束を体験する子どももいた。午後には、現場で働く約100人が一堂に会する昼礼に参加し、建設業団体が共同で製作した「けんせつ体幹体操」を親子で実施した。見学会後、参加した子どもからは「パパの仕事が見られてうれしかった」「初めて父の仕事を見たが、すごいな、大変だなと思った。これからも頑張ってほしい」といった声が寄せられた。
　見学会を企画した堤薫所長は「今回は、職長クラスの家族を中心に実施したが、今後は参加した家族の意見も踏まえながら、参加対象者を広げたい」とコメントした。同社では、今回をモデルケースとして、ほかの作業所での実施も検討する。

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