大成建設は、2日から同社のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を分かりやすく伝える専用サイト「大成建設のDX」の公開をスタートさせた。中期経営計画の重点課題の1つとして「DXにより生産システムの変革と働き方改革を実現する」方針を示すなど、全社を挙げたDXの推進に取り組む中で、その実現に向けた技術力・組織力をアピールすることが狙い。
トップページに掲載しているキャッチフレーズは「デジタルで未来を建設する」。2020年10月にデジタル化を加速させるために全社横断的な組織「DX推進委員会」を設置している。建設業界で初めて最高デジタル責任者(CDO)を配置するなど、積極的な取り組みを展開している同社の姿勢や具体的な戦略・ビジョンを内外に示す。
DXをテーマに具体的な技術・サービスや提供できる価値を伝えるだけでなく、そのための推進体制や成果、今後の展望を体系的に整理して紹介する。開発された技術・サービスが現場でどのように活用されているかを具体的なプロジェクトや実例を交えて伝えることで、強みである技術力をアピールしていく。
【公式ブログ】ほかの記事はこちらから
建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら