【極楽湯跡地2カ所を開発】札幌市でマンションと商業施設 JR北海道 | 建設通信新聞Digital

5月13日 月曜日

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【極楽湯跡地2カ所を開発】札幌市でマンションと商業施設 JR北海道

極楽湯さっぽろ弥生店跡地の開発イメージ(JR北海道提供)


 JR北海道は、7月末に閉店した「極楽湯さっぽろ手稲店」と「極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生」跡地開発の計画概要を発表した。

 極楽湯さっぽろ手稲店跡地には、アルファコートと共同でRC造5階建て延べ3600㎡の賃貸マンションを建設する。37-41㎡程度の1LDK63戸と59㎡程度の2LDK4戸の計67戸を配置する。

 子会社の北海道ジェイ・アール都市開発と共同でSまたは木造の3店舗(延べ1600㎡)が入る商業施設を建設する。

 極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生跡地には、大京と共同で分譲マンションと商業施設を建設する。分譲用のEAST棟(80戸程度)と賃貸と商業施設が入るWEST棟(高層部・賃貸70戸程度)に分かれる。それぞれRC造一部S造15階建ての建物を計画している。

 22年度上期に既存建物を解体し、同下期から23年度上期にかけて開発する。25年度春の開業を目指す。

 建設地は、極楽湯さっぽろ手稲店跡地が札幌市手稲区前田2条13丁目361―3、極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生跡地が同市中央区北3条西12丁目1。
 同社は22年度以降、北海道新幹線開業に向けた札幌駅改修工事などにより商業施設の減収が見込まれることから、再開発事業での増収を図る考え。


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