【日本建設機械施工大賞】ただの道具じゃない! 最優秀賞は配筋アシストロボに | 建設通信新聞Digital

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【日本建設機械施工大賞】ただの道具じゃない! 最優秀賞は配筋アシストロボに

「重量鉄筋配筋作業支援ロボット(配筋アシストロボ)の開発」(清水建設、ATOUN、エスシー・マシーナリ)

 日本建設機械施工協会(辻靖三会長)は、2017年度日本建設機械施工大賞の受賞8件を発表した。建機・施工技術の高度化に顕著な功績があった大賞部門は、「重量鉄筋配筋作業支援ロボット(配筋アシストロボ)の開発」(清水建設、ATOUN、エスシー・マシーナリ)が最優秀賞を受賞した。
 同部門の優秀賞は、「墨出しナビゲーションシステム『T-Mark.Navi』の開発」(大成建設、ウエストユニティス、千代田測器、大浦工測)、「地下連絡通路における揺動型矩形推進機の施工実績」(鹿島)が選ばれた。ユニークなアイデア、特に秀でた特徴を持つ選考委員会賞は、「ソイルセメント柱列壁工法における出来形計測システムの開発」(竹中工務店、トーメック、多摩川精機)、「汎用遠隔操縦装置『サロゲート』」(大林組、大裕)が受賞した。
 地域に根差した独自の視点で施工方法・技術を改良するなどの地域賞部門は、「超高圧水表面処理工法Jリムーバー」(キクテック)、「路面滞水処理作業の効率化を目指した自走式路面乾燥機」(鹿島道路)が地域貢献賞、「『三方良しの公共事業改革』の取り組みについて」(一二三北路)が選考委員会賞に選ばれた。
 表彰式は、30日に東京都港区のホテルアジュール竹芝で開く。

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