【スタートアップ4社を決定】5Gソリューション構築へ事業共創/サムライインキュベート | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【スタートアップ4社を決定】5Gソリューション構築へ事業共創/サムライインキュベート

 東京都の「5G(第5世代移動通信システム)技術活用型開発等促進事業」として、社会実装に向けたアクセラレータープログラム「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」を展開するサムライインキュベート(東京都港区、榊原健太郎代表取締役)は3日、街中実装パートナーと連携して“事業共創”に取り組むスタートアップ4社を決めた。

 選定されたのは、非対面での自動配送ロボットの開発を手掛ける「Yper」(内山智晴代表取締役)、ドローン向けの測位技術に強みを持つ「サイトセンシング」(平林隆代表取締役)、XR(あらゆる仮想空間技術)体験サービスを提供する「シナスタジア」(有年亮博代表取締役)、感性に着目した地図アプリを提供する「Placy」(鈴木綜真社長)の4社。
 東京を中心に実証フィールド・アセットを持つ街中実装パートナー(京浜急行電鉄、JR東日本都市開発、清水建設、東京都市大学、三菱地所)と連携して、実用性の高い“5Gソリューション”の構築を狙う。
 例えば、清水建設と連携して「オフィスにおける創造・共創を誘発するリアルワールド・メタバースサービス」の構築に取り組むPlacyは、5G技術と音楽を通じた独自の感性解析AI(人工知能)を組み合わせることで、オフィス空間におけるワーカーの「感性」を可視化。最適なBGMを流すことで、イノベーションを誘発する。
 ニューノーマル時代のオフィスづくりのコンセプトとして「SHIMZ CREATIVE FIELD(シミズ・クリエーティブ・フィールド)」を打ち出している清水建設とタッグを組んで「感性」に着目したサービスの具体化を目指す。



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