【職人祭@宇都宮】国を支える技術力は地域の職人から! 体験イベントで魅力をアピール | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【職人祭@宇都宮】国を支える技術力は地域の職人から! 体験イベントで魅力をアピール

会場を回る佐藤栄一宇都宮市長

 宇都宮市のオリオンスクエアで4日、第3回「職人祭」が開かれた。これは、栃木県内の専門工事会社など15社が共同企画しているもので、一般の人に建設業の仕事を体験して、すばらしさと興味を感じてもらおうというイベント。体験を通じて技能労働者の求人活動にもつなげている。来場者は1860人にのぼった。
 主催者代表の梅田賢一ユウケイ工業社長は、「体験者にはクオカードを配布するなど、建設業に就職してくれる18歳以上の方により多く興味を持ってもらえるような取り組みを加えている。ぜひ多くの人に業界への共感を持ってもらいたい」と話している。
 佐藤栄一宇都宮市長も参加し、「世界第2の経済大国を支えているのは技術力。その技術を大切に継承して、宇都宮や地域を守っている職人の方の意気込みに心から敬意を表する。50回、100回と続けて、若い方が技術を身につけ育ってほしい。ことし11月には、この栃木県で技能五輪・アビリンピックが開催される。こうした催しを通し、宇都宮、栃木県、この国の技術を高めていってほしい」とあいさつした。
 会場には足場や倉庫、模擬屋根、板金などの実物を施工でき、熟練職人が実際に作業を教え、多くの家族連れが休日を楽しんだ。

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