【第2弾「どこでもつな木キット」発売】日建設計が企画、販売は三進金属工業 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【第2弾「どこでもつな木キット」発売】日建設計が企画、販売は三進金属工業

◆森林保全へ木材活用促進
 日建設計が企画・プロデュースし、三進金属工業(大阪府忠岡町、新井宏昌社長)が製造・販売する木質ユニット「つな木」シリーズの第2弾となる「どこでもつな木キット」が19日に発売された。会議ブースやポップアップショップなど1畳サイズの小さな空間をつくることができる。複数台を組み合わせることで“いつでもどこでも”自由な空間づくりを実現する。

露店型にアレンジした 「どこでもつな木」


 つな木は、小径の材木で簡単に組み立て・解体・移設できる木質ユニット。45mm角の一般流通無垢材と、クランプと呼ばれる接合部材、移動用の車輪で構成された基本ユニットは、「全国どこでも誰でも」30分程度で簡単に組み立てることができる。同じ部材を使ってデスク、棚、ベンチやプランターなど、変幻自在に形を変えて、さまざまな用途で活用が可能だ。
 日建設計の木質・木造の開発研究を行うチームNikken Wood Labが、日本の森林保全に欠かせない木材活用の促進を目的に開発し、三進金属工業が商品化した。

 シリーズ第2弾の「どこでもつな木キット」は、1畳程度の小型ユニットを基本に、複数台を連結させたり離したり、シートも取り外したり色を変えることで多彩にフェーズフリーの使い方が広がる。
 販売価格は15万7300円(税込み、組立運送費別)から。納期は受注後30日。販売問い合わせは、三進金属工業東京支社建材部・電話03-3669-0800まで。


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