【8日からパリで開催】石井幹子氏、リーサ明理氏「メゾン・エ・オブジェ展」に出展 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【8日からパリで開催】石井幹子氏、リーサ明理氏「メゾン・エ・オブジェ展」に出展

 8日から12日までフランスのパリで開かれるインテリアデザインなどの世界的展覧会「メゾン・エ・オブジェ展」で、世界的照明デザイナーの石井幹子氏と娘の石井リーサ明理氏のデュオがプロデュースする照明の特別展示がことしも実施される。2013年から主催者の招待デザイナーとしてプロデュースを続けている。展覧会の今回のテーマは現実の物質世界とバーチャルが相互に影響しながら増強するという意味の「メタ センシブル」となる。手仕事の感覚とデジタルが新しいクリエーションをつくり上げていくことを目指す。

◆オカムラなど3社が協力
 ブースは重要な展示が連なるレッドカーペット沿いにある100㎡の大きなスペース。ことしもオカムラ、スタンレー電気、エアウィーヴの3社が出展に協力する。石井幹子氏は1日、東京都千代田区のオカムラガーデンコートショールームで開いた記者会見で、3000件近い出展社と1000人ほどのプレスが集まる展示で影響力が大きいとした上で、「今回は照明のトレンドを紹介することに加えて、インテリアだけでなくエクステリアも含めて照明の基本的ノウハウを提案したり、光体験をしていただくことを考えている」と述べた。

◆照明の基本とトレンドを特別展示
 石井リーサ明理さんはパリからオンライン参加し、「私たちはファンダ・メンタル(基礎)をテーマに、基礎に立ち戻りつつ光による特別でオリジナルな空間をつくる」などと話し、展示のテーマ別コーナーの概要を説明した。
 オカムラはオフィス家具のほか、カラフルなフレキシブル太陽電池「ソーラードレス」(エフウエイブ社製)をまとったソーラーアテンダント「ミザリ」を展示。ヒト型で顔の部分には石井幹子さんのアバターなどが映し出され、案内のあいさつをしたり、ソーラードレスで発電した電力でタブレットを充電する。スタンレー電気は、超狭角配光の投影機や深紫外線技術、エアウィーヴは段ボールベッドなどを出展する。



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