【メゾン・エ・オブジェ展】石井幹子、リーサ明理氏が特別展示/オカムラら協力 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【メゾン・エ・オブジェ展】石井幹子、リーサ明理氏が特別展示/オカムラら協力

 

出展する「キチョウ」と石井氏(右)、中村社長


 

 7日から11日までフランスのパリで開かれるインテリアデザインなどの大規模な展覧会「メゾン・エ・オブジェ展」の一つのブースを使って、世界的照明デザイナーの石井幹子氏と娘の石井リーサ明理氏のデュオがプロデュースする照明の特別展示「ライト・トレンド」が今年も実施される。2013年から主催者の招待デザイナーとしてプロデュースを続けている。展覧会の今回のテーマは世界的危機から解放された高揚感などを表現する「エンジョイ」。これを踏まえたライト・トレンド展のテーマを「Together!(一緒に)」に設定、「自然と一緒に生きる」ほかのサブテーマを基に最先端のアーティスティックなインスタレーションなどを展開する。
 展覧会概要の記者発表が、東京都千代田区のオカムラガーデンコートショールームで開かれ、まず、フランス在住の石井リーサ明理氏がビデオで展覧会全体を解説し、その後、出席した石井幹子氏が、ライト・トレンド展が「おもてなし」「アート」「ネーチャー」など五つのコーナーで構成されることなどを説明。展覧会のために特別に製作されたオカムラの可動式間仕切り家具「KICHO(キチョウ)」は、ソーラー発電が可能な画期的な製品であることなど、各コーナーの特徴を紹介した。
 キチョウに貼り付けられたソーラーシートは、F-WAVEが開発した。今回は、出展協力会社として、オカムラ、F-WAVEのほかにスタンレー電気、パナソニック、ナベルが参加している。
 オカムラは今年も展示用アテンダント「ミザリ」を出展。顔の部分に石井幹子氏のアバターが映し出され、右手は来場者と握手し、左手はソーラードレスで発電した電力をタブレットに充電できるようになっている。ミザリのアバターと同じ髪型にしてきたという石井氏は、「展示内容について、いずれも美しいだけでなく、役立ち、かつ持続可能な光を『一緒に』『エンジョイ』してほしい」などと述べた。

 
 

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