【宮益坂地区再開発 総延べ20万㎡、24年度着工】高さ約180m 28年度完成 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【宮益坂地区再開発 総延べ20万㎡、24年度着工】高さ約180m 28年度完成

 宮益坂地区市街地再開発準備組合が計画する再開発事業の都市計画素案がまとまった。JR渋谷駅東口付近をA-C街区に分け、総延べ20万0800㎡、最高高さ約180mの再開発ビルを建設する。2024年度の着工、28年度の完成を目指す。
 事業協力者として参画している東急とヒューリックが7日、東京圏国家戦略特別区域会議の第24回東京都都市再生分科会で説明した。敷地面積はA街区約7930㎡、B街区約2180㎡、C街区約760㎡となる。 施行区域は渋谷区渋谷1-12ほか。

計画建物のイメージ

 A街区には、地下3階地上33階建て延べ19万1150㎡の複合ビルを建設する。高さは約180m。宿泊滞在施設や事務所、ビジネスイベントなど多目的利用に対応するホール、商業施設、産業育成支援施設などで構成する。
 B街区には地下2階地上7階建て延べ8850㎡、高さ約60mの商業施設を建設する。C街区には地下1階地上2階建て延べ800㎡の神社を設ける。
 駅と駅周辺をつなぐ立体的な都市基盤となる地下広場のほか、1-4階の各階から駅や街にアクセス可能な歩行者ネットワークを整備する。大山街道沿道には広場を設け、にぎわい空間を創出する。
 環境負荷を低減するため、地域冷暖房や太陽光発電の導入、雨水の有効活用、地上・屋上部の緑化など建物の省エネルギー化に取り組む。

配置図



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