【タイガース2軍施設】西宮市から尼崎市に移転整備 阪神電鉄 | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

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【タイガース2軍施設】西宮市から尼崎市に移転整備 阪神電鉄

完成イメージ


 阪神電鉄は、兵庫県尼崎市に計画しているプロ野球・阪神タイガースのファーム(2軍)施設整備に2023年1月から着手する。野球場や室内練習場、クラブハウスなどを建設する。同社によると施工は現時点で未定。設計は久米設計が担当している。25年2月ころの供用開始を目指している。

 西宮市鳴尾浜にある現在の2軍施設が老朽化していることから、尼崎市杭瀬南新町にある「小田南公園」に機能を移転する。阪神電鉄が野球場や関連施設を整備し、球場は市に寄付する。市は阪神電鉄に営業権を与える。

 工事は2工区に分けて進める。第1工区内の野球場は両翼95m、センター118mで甲子園球場と同一のサイズとなる。施設規模はRC一部S造3階建て延べ約1万㎡。観客席は3600席で、臨時に使用する外野席は800人の収容に対応する。

 第2工区は公園南側にある未利用地約1万8200㎡に、クラブハウス兼選手寮と室内練習場を建設する。規模はクラブハウス・室内練習場合わせて総延べ約9870㎡を見込む。


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