プロ野球・阪神タイガースのファーム球場(日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)を中心とする「ゼロカーボンベースボールパーク」の整備が完了し、20日、兵庫県尼崎市で竣工式典が開かれた。設計・監理は久米設計、施工は熊谷組が担当した。
神事では関係者が玉串をささげた。施主である阪神電気鉄道の久須勇介社長は「甲子園球場と同様に愛されるスタジアムにしていきたい」と話し、施工関係者に感謝状を手渡した。
藤澤進久米設計社長は「未来のスターがここから多く輩出されることを期待している」、上田真熊谷組社長は「皆さまのおかげで無事故・無災害で無事完成できた」と謝辞を述べた。関係者によるテープカットも行った。
施設規模は、ファーム球場がRC一部S造3階建て延べ1万0918㎡、室内練習場がS造平屋建て6168㎡、虎風荘がS造3階建て延べ3704㎡。
建設地は兵庫県尼崎市杭瀬南新町3-15-10ほか。
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