【現場見学会】PCaPC工法に興味津々! 徳山高専生が広島みらい創生高と平瀬ダム現場を体感 | 建設通信新聞Digital

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【現場見学会】PCaPC工法に興味津々! 徳山高専生が広島みらい創生高と平瀬ダム現場を体感

土木建築工学科2年生約40人が参加

 日本建設業連合会中国支部(福留信也支部長)は21日、広島市内の「新しいタイプの高等学校新築工事(施設名称・広島みらい創生高校、施工=錢高組)」の現場に、徳山工業高等専門学校の土木建築工学科2年生約40人を招き、現場見学会を開いた。
 現場事務所での概要説明では、同支部の奥山正彦事務局長が趣旨説明した後、現場を統括する錢高組の出口幹雄所長が歓迎の言葉を述べた。工事担当者による説明では、特に校舎棟で採用しているPCaPC工法について、工場製作から現場での作業に至るまでの過程を丁寧に解説し、学生たちも熱心に耳を傾けた。その後、現場に移動した学生は、特殊な構造の吹き抜け部分に興味を示すなど、貴重な体験をした。
 新しいタイプの高等学校は、広島市中区大手町4-4-1の敷地1万8627㎡に、校舎棟RC造(PCaPC工法)4階建て塔屋1層、屋内運動場棟RC・S造3階建て、総延べ1万5962㎡の規模で建設する。設計・監理は久米設計・あい設計JVが担当している。2018年5月末の完成を目指し、順調に作業が進められている。
 徳山高専の教員、生徒一行は同日、山口県岩国市で工事が進む平瀬ダム建設工事(施工=清水建設・五洋建設・井森工業・ナルキJV)の現場にも訪れ、大規模土木現場の技術に触れ、有意義な1日を過ごした。

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